いい香りに包まれると、心身が元気になったり、怒りを静めたり、癒やされたりして幸福になれる。それにより自身のパフォーマンスが上がり、運気が上昇することにもつながる。
逆に悪い匂いは、心を乱され気分を害し、ストレスを招いて心身の不調につながる。
私はもともと匂いに対してとても敏感で、人から「警察犬のようだね」といわれたこともあるぐらい。だから普段使う洗剤やティッシュペーパー、トイレットペーパーといった日用品、スキンケア、メイク等はどれも無香料と決めている。
かつては有名ブランドの香水に興味があって、シャネル、ディオールなどの香水をつけていた時もあったけど、香りが主張しすぎる感じがして続かなかった。
でも、自然のいい香りは本当に好き。特にバラ、金木犀など四季折々に咲く花は鑑賞として楽しむのはもちろん、そのステキな香りに酔いしれる。花の匂いを嗅ぐと、癒やされ、とても幸せな気分になる。
生の花を楽しめない時期や手に入りにくい花の香りを楽しみたい時は、精油(エッセンシャルオイル)を利用する。香りの効能に興味を持ちアロマテラピーのことを調べているうちに、香りによって心が安定したり、痛みを緩和したり、心身に良好な効果を期待できることを知った。
精油は数種類使っている。睡眠の質を上げたい時、頭をスッキリさせたい時、虫刺されを予防したい時など、シチュエーションに応じてそれぞれ違う香りを使い分けている。
私は、天然の香りのものしか身体が受け付けないので、精油は不純物のない100%天然のものを使う。そして長期的に使用することによる心身への影響を考慮し、できるだけ信頼できる安全性の高いものを利用している。具体的には、無農薬でオーガニック認証されているものを選んでいる。また、その精油について詳細な成分分析表を表示しているものを買うようにしている。
香りを外出先でも楽しみたい時は、アロマストーンに精油を垂らしたものを持参したり、精油で自作した香りをアトマイザーに入れて持ち歩いたりしている。
ただ、自分が心地良いと思っている香りでも、他人にとってはそうでない場合もある。そのため、外出先に携帯する香りはできるだけ控えめにするよう心掛けている。
ほのかに香る心地良い香りは、毎日楽しく生きるためのエネルギーを与え、幸運を呼び寄せてくれる。